弁論部門
2025年度のお知らせ
令和7年度山口県高等学校文化連盟弁論専門部研修会(報告)
8月9日(土)、徳山高校視聴覚教室において標記の研修会を行いました。令和10年度の全国総文山口大会決定を受けて、弁論専門部は昨年度発足したばかりで、ぎふ総文、かがわ総文と視察を重ねながら、部門の運営の準備をすすめているところです。このたびは、その視察の過程で御縁のあった、岡山県高等学校文化連盟弁論部会指導顧問(岡山県立瀬戸南高等学校)の苅田実先生をお招きして、講義・演習を実施していただきました。苅田先生は御自身も高校時代から弁論に携わってこられたとのことで、豊富な御経験に基づいた膨大かつ密度の濃い資料をお持ちでした。弁論に取り組む場合の題材選びのヒントから、マイクの使い方、発音・発声の仕方、体の動きなどまで、懇切丁寧に御指導くださいました。講義の後は、実際に何か文章を選んで読んでみたり、自分ならどのような題材にするかを発表したりといった演習の時間もあり、参加生徒も熱心に研修に取り組みました。はじめての研修会とあって、参加生徒はわずか2名でしたが、弁論に興味・関心をもち、自分の思いを自分の言葉で多くの人に伝えてみたいとの意欲をより高めてくれたのではないかと思います。苅田先生は、生徒向けだけでなく、部門を立ち上げたばかりの教員にとっても、今後の指針となるような大変有益な情報を多く授けてくださいました。
今年の県大会は12月13日(土)、同じく徳山高校視聴覚教室で行う予定です。詳細が決定し次第、県内各校に案内を出します。この大会で上位2名(1校1名)の弁士を、来年度の秋田総文出場弁士として選考することにしています。ぜひ、多くの人に県大会に参加していただきたいと考えています。

